2024年11月11日月曜日

凜/野原グループ・神谷友里絵さん、BIM認識の平準化目指す

 2020年に中途入社し、BIM活用ソリューション「BuildApp」のサービス企画とシステム開発に携わる。転職前はハウスメーカーとマンションデベロッパーで内装設計や監理業務などを担当していた。
 近年、業務を効率化、高度化するツールとしてAIが注目されている。「自分の仕事がAIによって減るかもしれないと考えた時に、『それなら(AIのようなツールを)作る側に回ってみたい』と思ったのが転職したきっかけの一つ」と振り返る。
 現在の業務で大切にしているのは、誰もが直感的に使えるシステムを構築して提供できるようにすること。人によって異なるBIMの認識や使い方の平準化を目指す。「根幹であるBIMとさまざまな最新の業務支援ツールを柔軟に連携させれば、BuildAppをさらに成長させられると思う」。
 9月から芝浦工業大学大学院に進み、建築生産を学ぶ。BuildAppをより良くしていくため、「大学院で研究されている最先端技術を吸収し、日々の業務に生かしていきたい」。働きながら大学院に通うケースは「社内でも初の試みと聞いている」として、「新しい道を切り開き、後輩のキャリアプランの選択肢を広げる一助となりたい」と力を込める。
 「技術が進化する中で次々と生まれる『新しい常識』を建設業界に根付かせていくのが夢だ」と笑顔で話す。
 野原グループBuildAppサービス開発統括部プロダクト開発課リーダー(かみや・ゆりえ)




from 人事・動静 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=168799
via 日刊建設工業新聞

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