フジタとトクヤマは、セメントなど材料由来の温室効果ガス排出量を実質ゼロとした環境配慮型の歩道用舗装材「バイオ炭インターロッキングブロック」を開発した。木質バイオマスガス化発電の副産物である炭をコンクリート製品に混合し炭素貯留。歩道用舗装材に必要な曲げ強度を確保しつつ、二酸化炭素(CO2)を固定しカーボンニュートラル(CN)を実現した。
同舗装材は粉末の炭を大きな粒状に加工し、ペレット状の炭素成形体にすることで通常のコンクリートに使用する骨材と同様の取り扱いを可能にした。一般のブロックと比較して保水性が高く、高性能な保水性舗装として路面の温度を下げ、ヒートアイランド現象の緩和も期待できる。
今後、トクヤマグループのトクヤマアートブロックLABO(東京都中央区、前田直哉社長)で製造する。適用規模の拡大に向け、曲げ強度や保水性などの性能向上と安定供給体制の構築を進める。
from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=169291
via 日刊建設工業新聞
0 comments :
コメントを投稿