2019年4月8日月曜日

【富士SWに高級ホテル】ハイアット誘致、東和不が2022年開業めざす

 トヨタ自動車グループの東和不動産は、静岡県小山町の富士スピードウェイ敷地内に「アンバウンドコレクションby Hyatt」ブランドの高級ホテルを建設する。

 延べ床面積は約4万平方メートルで、室内プールやモータースポーツミュージアムなどを備えた特色ある施設とする。運営はハイアットホテルズコーポレーションの系列会社が行う。2022年度内の開業を予定している。

 45平方メートル以上の客室やスイートルームなど約120室が入る。施設内にはクラシックカーや富士スピードウェイの歴史を伝えるコレクションなどが鑑賞できるモータースポーツミュージアム、温泉、フィットネス&スパなどの施設を導入する。

 分割可能な広さ500平方メートルの宴会場や同200平方メートルの会議場も備え、展示会やイベントにも対応する。土地は賃借する。建設地は大御神106の1ほか。東和不動産は隣接する小山パーキングエリア周辺約27ヘクタールで、モータースポーツビレッジ計画(仮称)を進めている。

 自動車メーカーや国内外の有名チームのガレージを設置し、レストランやファミリー向けホテルなどを建設する。2021年から順次開業する予定。同社は両プロジェクトを通じ、モータースポーツの魅力を発信し地域の活性化を図っていく方針だ。

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