2022年9月12日月曜日

愛知県武豊町/庁舎整備計画案、中央公園南側に移転新築へ文化施設と複合化

 愛知県武豊町は、庁舎整備計画の案を公表した。老朽化が進む現役場庁舎(長尾山2)を武豊中央公園(中根)の南側に移転新築する。今後、街の拠点である知多武豊駅周辺の整備と並行して検討を進める。ロードマップによると2025年度に基本構想、26年度に基本計画を策定し、27年度から設計に入る。29年度に着工、31年度の完成を予定している。
 現庁舎は1962年に完成した北庁舎と89年に増設した南庁舎で構成。規模は地下1階地上3階建て延べ7029平方メートル。手狭で老朽化や耐震性の確保などが課題になっている。町は候補地として現敷地と武豊中央公園南側を比較検討し、敷地活用の自由度や防災性、仮庁舎が不要なことなどを踏まえ、移転する方針を固めた。
 新庁舎の整備方針として、利便性を向上するため立体駐車場の設置や交流の創出として文化施設などとの複合化などを盛り込んだ。災害本部として使用するスペースの確保や免震構造の案も示した。
 庁舎移転計画を踏まえ、名鉄知多武豊駅やJR武豊駅を含む中心市街地のまちづくり方針も併せて示した。対象区域は約85ヘクタール。区域を駅前居住、生活利便施設集積、にぎわい創出、緑豊かな住宅地、武豊中央公園北側、公共機能集積の6エリアに分けて整備する。このうち、新庁舎が入る公共機能集積エリアでは、保健センターの集約なども検討する。交流、防災、コミュニティーなどの機能を備え、多くの人が行き交う空間の形成を目指す。



source https://www.decn.co.jp/?p=146006

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