2022年9月5日月曜日

NTT都市開発ら/築地二丁目再開発(東京都中央区)延べ5・7万平米、25年着工へ

 東京都中央区の「築地二丁目地区」で新たな再開発事業が動き出す。同地区の地権者であるNTT都市開発と日鉄興和不動産が中心となり、東京メトロ日比谷線築地駅に直結する延べ約5・7万平方メートルのビルを整備する。事業は個人施行になる見通し。来年8月にも区から都市計画決定の告示を受け、2025年の着工を目指す。竣工は28年を予定している。
 計画地は築地2の11の一部(区域面積約0・6ヘクタール)。築地駅の北西側に隣接する。現地には「アーバンネット築地ビル」や「みずほ銀行築地支店」などが立地している。地権者は4者。17年に検討組織を立ち上げ、再開発に向けた協議を深めてきた。
 再開発ビルは地下2階地上20階建て延べ5万7000平方メートルの規模になる。高さは約110メートル。主用途はオフィスで、低層部に店舗が入る。地下1階には築地駅との連絡通路も整備する。
 同地区の北西にある「築地一丁目地区」(築地1の7ほか)でも、17年から再開発準備組合が活動している。事業協力者は住友不動産。電通の旧本社「電通築地ビル」などが立地していたエリアで、昨年から住友不が解体工事を進めている。



source https://www.decn.co.jp/?p=145805

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