2022年9月2日金曜日

三田小山町西地区再開発(東京都港区)、特定業務代行者は戸田建設JVに/組合

 東京都港区の三田小山町西地区市街地再開発組合は、特定業務代行者を戸田建設・大成建設JVに決めた。2棟総延べ約18万平方メートルの再開発ビルの施工や、保留床の処分などを担う。2024年度後半に工事に着手し、28年度末の全体竣工を目指す。
 事業の計画地は三田1の3ほか(区域面積約2・5ヘクタール)。東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線の麻布十番駅の東側に位置する。木造住宅が多く、防災性の向上などが課題になっている。
 再開発では敷地を北、南の2街区に分け、高層と低層のビルを1棟ずつ建設する。北街区には地下1階地上44階建て塔屋2階延べ10万9380平方メートルのビルを整備。高さは約165メートルの規模となる。住宅やオフィス、店舗の機能を入れる。
 南街区は地下1階地上29階建て塔屋2階延べ7万1750平方メートルの規模になる。高さは約125メートル。住宅や店舗、保育園を設ける。2棟の合計戸数は約1450戸。南街区は27年度末、北街区は28年度末の竣工を予定している。
 総事業費は約1081億円。組合には三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社の4社が参加組合員として参画している。再開発ビルの設計と事業推進コンサルタントはアール・アイ・エーが務める。



source https://www.decn.co.jp/?p=145732

0 comments :

コメントを投稿