2022年9月30日金曜日

ベガルタ仙台/スタジアムパーク実現へ構想会議開く、七北田公園との一体活用議論

 Jリーグ・ベガルタ仙台は、仙台市泉区にある本拠地「ユアテックスタジアム仙台」と七北田公園エリアの一体的な活用策などを議論する組織を立ち上げた。試合開催日以外もスタジアムを含めた公園周辺ににぎわいを生み出し、地域との連携も深める方策を検討。事業計画や中長期的な収支、資金調達方法などを具体化する。
 「スタジアムパーク構想未来会議」のメンバーは、クラブ関係者や学識者、地元企業の代表ら9人構成する。27日に仙台市内で初会合を開いた。昨年実施した市民代表による意見交換会の成果を踏まえ、ユアテックスタジアム仙台を中心とする七北田公園エリアをスタジアムパーク化し、にぎわいを生み出す方策を議論する。
 ユアテックスタジアム仙台の所在地は泉区七北田柳78。市が建設した球技専用スタジアムで4階建て延べ2万8193平方メートルの規模。収容観客数は1万9526人で、1997年6月に完成した。七北田公園(敷地面積2万2036平方メートル)の敷地内にある。公園にはテニスコートや野球場、ホール、体育館、広場、池、遊具などもあり、周辺住民らの憩いの場になっている。
 昨年の意見交換会では、スタジアム自体の機能を高めストレスフリーで観戦できるアイデア以外に、試合がない日でもスタジアムや周辺エリアににぎわいを生み出す意見が寄せられた。公園エリアとスタジアムの境にある地下鉄南北線の高架下に飲食店などを誘致したり、南北線泉中央駅とスタジアム、スタジアムと公園の動線をバリアフリー化してスムーズにしたりする案が出ていた。
 今後は1カ月か2カ月に1回のペースで会合を開き、実現可能性調査や事業計画、中長期収支計画、資金調達などを議論する。会議は非公開で開くが、内容や議事録は後日公開する。



source https://www.decn.co.jp/?p=146550

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