日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)は、会員企業の経営状況や市場動向などをまとめた「建設業ハンドブック」をホームページ上で電子化する。多岐にわたるユーザーの使い勝手を高めつつ、建設業の最新情報をより多くの人に理解してもらうのが狙い。これまで冊子として1年ごとに発刊してきたが、今後は電子ハンドブックの運用に限定。10月上旬の公開を予定する。おおむね3カ月サイクルで最新のデータに更新していく。
通称は「デコハン」。建設業デジタルハンドブックの英語表記(Digital Construction Handbook)の頭文字をつなげた。
掲載情報も一段と充実。新たに▽主要国の建設投資推移▽公共工事一般会計歳出の構成▽建設業許可業種の一覧▽入職・離職者数の推移▽外国人材の受け入れ状況▽労働賃金、公共工事設計労務単価の推移▽世界の二酸化炭素(CO2)排出量標▽最終エネルギー消費と実質国内総生産(GDP)の推移▽日本の温室効果ガス排出量および吸収量の推移▽建築物の耐震化▽社会資本の老朽化▽建設産業関連データ一覧-などの項目を加えた。
デコハンは無料で誰もが利用できる。中央省庁などが公開しているデータを一覧表にまとめ、各提供元のページにリンクできるようにした。グラフ画像やデータ表などのダウンロードも可能。紙媒体の利用者にも配慮し印刷機能も付けている。
source https://www.decn.co.jp/?p=146369
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