2019年3月13日水曜日

【ものづくりは生き残れるか】金剛組専属宮大工・木内繁男氏、LEXUSドキュメンタリー映像に出演

 高松コンストラクショングループの事業会社で世界最古の建築会社として知られる金剛組(大阪市天王寺区、刀根健一社長)の専属宮大工棟梁(とうりょう)の木内繁男氏が、日本の匠(たくみ)に焦点を当てたドキュメンタリー映像に出演する。

 高級自動車ブランドのLEXUSが誕生30周年記念として制作した映像で、タイトルは「Takumi-A 60,000-hour story on the survival of human craft(Takumi:AI時代にモノづくりは生き残るのか。)」。4人の匠たちが、長年にわたって鍛錬を繰り返す匠の姿を通じて、人工知能(AI)時代のものづくりの未来を考える内容となっている。19日からアマゾンプライムビデオなどで配信する。

 木内氏は、宮大工歴51年で、金剛組の専属宮大工組織「匠会」の会長を務める。「本物の匠になるためには一生かかるだろう。宮大工に定年はない。ずっと仕事をしていたい」とコメントを寄せている。

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