土木学会は19日、100周年記念事業の一環として、東京都新宿区の新宿駅西口広場イベントコーナーで展示会「土木コレクション HANDS+EYES 2014in 新宿西口」を始めた。22日まで。19日にはオープニングセレモニーが行われ、磯部雅彦会長や東京都の横溝良一技監ら関係者がテープカットをして開幕を祝った。
磯部会長は「これまでに土木学会の8支部、延べ15カ所で展示会を開き、約15万人に見てもらった。こうした機会に一般の人も土木の構造物について知り、理解を深めてもらいたい」と呼び掛けた。横溝技監は「展示されているのは、単なる土木構造物というよりも芸術作品に近く、今でも使われているものがたくさんある。2020年東京五輪に向け、われわれも将来に残せるレガシーを土木技術者の視点からつくっていきたい」とあいさつした。
土木学会が保有する歴史資料、図面、写真など64点を「土木コレクション」として展示。東京都建設局による「東京の橋パネル展」も同時開催し、建設局が所有する橋の図面や写真、模型などを展示している。
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