東急不動産は13日、東京・銀座で建設中の大型商業施設「(仮称)銀座5丁目プロジェクト」=完成イメージ=の開発概要を公表した。伝統工芸の「江戸切子」をモチーフとした外観デザインとし、銀座の新たなシンボルとなる施設を目指す。建物内部や屋上ににぎわいを創出するパブリックスペースも設け、文化・情報を発信する。同プロジェクトは設計・監理を日建設計、施工を清水建設が担当し、15年度の開業を予定している。
建設地は、東京都中央区銀座5の2の1(敷地面積3766平方メートル)。東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅直上の数寄屋橋交差点に面している。
建物はS一部RC・SRC造地下2階地上11階建て延べ約5万平方メートルの規模。全フロアにアパレル、雑貨、物販、飲食など約120店舗の出店を予定。東急ハンズ(東京都新宿区)の新業態店の出店を検討しているほか、外国人観光客向けに都内最大の免税店を誘致する。商環境デザインはインフィクスが担当している。
施設内のパブリックスペースでは、東急文化村(東京都渋谷区)との提携の上、ファッション、アート、カルチャー、音楽などの情報発信も行う。
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