復興庁は4日、東日本大震災の被災者向けに整備する災害公営住宅について、今年9月末時点の整備実績を公表した。計画戸数に対して供給済み戸数は岩手県で15%(899戸)、宮城県で12%(1794戸)だった。
両県合わせた整備率は約13%。供給戸数はこれまで年度ごとに公表しており、年度途中の実績を示すのは今回が初めて。今後は四半期ごとに整備実績を公表していく。
14年度末の整備率は岩手県で28%(1680戸)、宮城県で42%(6467戸)に高まる見通し。最終的には岩手で5946戸、宮城で1万0419戸を整備する。
福島県の計画戸数が確定していないため同県の整備率は示していないが、供給戸数は9月末で949戸だった。
自治体が行う土地区画整理事業や防災集団移転促進事業などで供給する民間住宅用宅地の整備率は岩手県で6%(462戸)、宮城県で9%(959戸)。14年度末には岩手で14%(1150戸)、宮城で24%(2495戸)となる。
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