1974年、全天候型ハードコート(ソフトステップ)の商品開発の一環として、東京都大田区の技術研究所にコート1面を建設。これに合わせて結成されたのが「日本道路硬式テニス部」だ。部員はここ数年、本社や関東エリア(東京支店、北関東支店)の社員を中心に女性を含め十数人ほど。所属はばらばらで、超ベテランから新入社員まで幅広い世代が集まっている。ただ転勤の多い職業柄、若手部員の確保と定着が難しい。
活動のモットーは「楽しく、けがのないように、できれば勝利!」。建設業硬式庭球連盟が主催する「建設業硬式テニス大会」(後援・日刊建設工業新聞社)の春と秋の大会に向け、夏には1泊2日の合宿を毎年実施(今年8月の修善寺合宿には13人が参加)。定期練習会も大会前を中心に年数回行っている。
代表の早川喜代志さん(安全環境品質部担当副部長)は、「かつては技術研究所のコートを活用し、ラケットの握り方から始めて大会の主力選手が育ち、活躍したこともあったが、現在は大会、合宿、定期練習以外は部員個人ごとの活動が中心になっている。テニスコートを商品として扱う企業として、社内でも今後、テニスへの関心が高まるよう活動を盛り上げていきたい」と意気込む。
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