首都高速道路会社は25日、14年度積雪・凍結対策の出陣式を首都高新木場補修基地(東京都江東区)で開いた。菅原秀夫社長をはじめ、同社の幹部やグループ・協力会社の職員ら約140人が参加。対策期間中(12月1日~15年3月31日)の安全・安心で快適な利用環境を提供することを確認した。期間中約130台を投入する対策車両のパレードも行われた。
出陣式に先立ち、安全祈願祭が行われ、菅原社長、安藤憲一常務執行役員、高村栄二執行役員、子会社の社長らが玉串をささげ、本年度の対策が安全に行われるよう祈った。
出陣に当たり、菅原社長は「首都高は交通量が非常に多く、首都圏だけでなく、日本全体の経済活動を支えている。自然災害が多発しているので、気を引き締めて対策に当たろう」とあいさつ。続いて渡辺久東東京管理局長と首都高メンテナンス東東京の寺村昭彦現場代理人が出陣に当たっての決意を表明し、グループ・協力会社が一丸となって対策に取り組むとした。
パレードでは「交通パトロールカー」「塩水散布車」「塩化ナトリウム散布車」「湿塩散布車」「スイーパー」など10種類の対策車両が1台ずつ紹介された。同社は、13年度までの経験を踏まえてまとめた積雪・凍結対策の方針「大雪対応時の心構え」と題する小冊子を、同社と子会社などの積雪・凍結対策に取り組む部署の職員に配布した。
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