◇信頼され欠かせない人材に◇
私は2016年4月に入社しました。父が土木建設の仕事をしており、父の働く姿を幼い頃から見ていた私は、その頃から建設産業に興味と憧れを抱いていました。建設産業に就業したいと強く感じたきっかけは11年3月11日に起こった東日本大震災です。
私は秋田県の出身でその当時、まだ中学1年生でしたが、繰り返し報道される地震のニュースで被災者の悲痛な声や津波に飲み込まれていく街を見て、自分にも何かできることはないのかと強く思いました。そして建設産業に就業したいと思った決め手は「復興」という言葉です。
被災した街を立て直し、人々の笑顔を取り戻すためには建設産業の力が必要だということを肌身に実感し、この業界に就業を希望しました。現在担当している現場では、地熱発電所のパイプラインの造成工事と基礎工事を行っています。
志望動機の一つである復興工事とは違う内容の現場ではありますが、工事が進み現場の景色が毎日変わっていくので、そのような場面で働いている実感とやりがいを感じます。
主な仕事内容は出来形の確認、調書の作成や立ち会い検査、基礎の形状や計画高などをまとめ一覧表を作成するなど、少しでも現場の力になれるよう尽力しています。
今は先輩と現場を回り、まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあると感じていますが、いつか周りから信頼され会社にとって欠かせない人間になれるよう日々精進していきたいと思います。
(秋田県出身、ふじた・ひろむ)
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