職場で開かれる歓送迎会や忘・新年会などの飲み会。ひと昔前はコミュニケーションを深める手段として重宝されていたが、今の社会人は飲み会をどのように捉えているのだろうか。
リクルートライフスタイル(東京都千代田区、浅野健社長)が首都、関西、東海の3圏に住む20~69歳の男女約6800人を対象に実施した「職場の飲み会に対する期待と参加実態調査」によると、ポジティブなイメージは「普段会話をしない人と会話ができる」が1位、ネガティブなイメージは「気を使い、くつろげない」が1位になった。
飲み会への期待は「コミュニケーション」との回答が50.7%で最多。続いて「個人では行けないような店、料理」「会社や職場の経費で実施」の順だった。
男性は全年代で飲み会にポジティブなイメージを持つ回答が優勢だった。女性は40~60代で「ポジティブ」が優勢な一方、20~30代は「ネガティブ」なイメージという回答が多かった。プライベートを重視する風潮は強まっているが、職場の飲み会に対して前向きな考えを持つ社会人はまだまだ多いようだ。
「参加した飲み会は」という質問で、最も出席率が高かったのは「忘年会」の51.1%。歓迎会や送別会なども40%を超える出席率だった。年度末、新年度となる3~4月は仕事が多忙な一方で、飲み会も増える時期。気を使わない、使わせない雰囲気づくりに心を配りながら、普段話す機会がない上司や同僚、後輩と会話を楽しんでみては。
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