最優秀作品に選ばれた何競飛さん(東京大学)の「剥キ出シノ生-軟禁都市」 |
次点は加藤有里さん(慶応大学)の「Phantom-ミュージカル『オペラの座の怪人』の多解釈を誘発する仮設移動型劇場」だった。表彰式では上位5作品(1~3位の3作品、特別賞2作品)の制作者が表彰された。
大会は今年で15回目となる。今回は「空前/新史」をテーマに設定し、建築設計作品の優劣を決めた。審査は建築家の千葉学氏を委員長とする審査委員会が担当した。
審査では出展作品の中からまず上位100作品を選出し、さらに優秀作品を絞り込んだ。優秀と評価された10作品の制作者らが、5日の最終審査で作品に込めた思いや設計の意図を説明した。質疑応答などを経て最優秀、次点のほか、3位、特別賞2作品、優秀5作品を決めた。
3位は小澤巧太郎さん(名古屋大学)の「COWTOPIA-街型牛舎の再興」。4位に当たる特別賞(2点)には大内渉さん(東京電機大学)の「合縁建縁『海と共生する千人家族』」と、森紗月さん(関東学院大学)の「あたりまえの中で-このまちに合った、形式を持つ集落」が選ばれた。
優秀5作品は▽近藤弘起さん(東京理科大学)=「電都創成」▽桐山萌絵さん(近畿大学)=「香川県高松市の『いただきさん』がもたらす街のクロスユース」▽成潜魏さん(日本大学)=「城中村を、つなぐ-都市政治へのアプローチ」▽花輪優香さん(東北大学)=「無窮の地図」▽長谷川貴大さん(東京都市大学)=「Catalog and Manual-建築空間構成抽出及び-」。上位10作品は12日まで、せんだいメディアテーク5階ギャラリーに展示される。
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