スタジアム整備の影響評価を実施する中央公園の位置図 |
対象地区は、広島市中区基町の中央広場公園約7・9ヘクタール。業務内容は、▽旧市民球場跡地、広島みなと公園での想定スタジアムと同等の施設を中央公園広場に建設するとした場合の施設配置等の各種検証(日影検討、ボリュームチェック、観客席の席数、アイレベルの確認・検証、施設構成、諸室レイアウトの確認・検証、概算事業費算出、図面等の作成、パース作成など)▽周辺地域からの質問書への対応の検討▽実現可能性検証と三つの候補地の比較検証。6月をめどに施設配置や、周辺地域からの質問書への対応の検討について中間取りまとめを行う。履行期間は9月29日まで。
前提条件として、スタジアム本体は日本サッカー協会の定めるスタジアム標準やスタジアム検査要項に準じる仕様とする(観客席は3万人)。付帯工事(スタジアムの運営上、本体工事とは別に必要となることが想定される工事)は、原則、国道54号と城南通りを横断するペデストリアンデッキの設置、ライフライン(電気、上下水道等)の移設、公園内設置物(記念碑、記念樹、堀川等)の移設、広島市の建築物等における駐車施設の付置に関する条例に伴う付置義務駐車場の整備、埋蔵文化財の試掘調査などについて検討することとしている。
広島県、広島市、広島商工会議所で検討を進めているサッカースタジアムの建設候補地については、昨年9月に開催した知事、市長、商工会議所会頭、サンフレッチェ広島代表取締役会長との意見交換会で、「旧広島市民球場跡地」「広島みなと公園」の2カ所を残しつつ「中央公園自由広場・芝生広場」を候補地として加えて検討することに合意した。その後、3者で中央公園広場に隣接する基町地区の住民との意見交換を行い、今年1月に住民から質問書が提出されている。
0 comments :
コメントを投稿