中部地方整備局越美山系砂防事務所は、女性が働きやすい現場の実現を目的に「工事安全パトロール けんせつ小町隊」を結成した。
同事務所と工事受注企業の女性職員11人で構成する。8日に行われた結成式では、伊藤誠記所長が隊員証を交付。伊藤所長を囲み意見交換も行った。けんせつ小町隊は今後、定期的に現場パトロールを実施する。
越美山系砂防事務所は、昨年6月に受発注者双方のけんせつ小町による現場パトロールを初めて実施。女性が活躍し働きやすい職場環境を実現するためには定期的な取り組みが必要なことから今回、正式に立ち上げた。
メンバーは同事務所4人、受注企業7人(7社)の女性職員で事務系が大半を占める。意見交換では「女性が現場でできる仕事をもっと具体的にアピールした方がいい」「女性がいて当たり前、という風潮が必要」「女性技術者が活躍する工事現場を見学し自社の取り組みに生かしたい」などの意見が出された。
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