横浜グローバルMICE(横浜市西区、佐藤清吾代表)は、横浜市西区のみなとみらい21(MM21)中央地区で計画しているMICE(国際的イベント)施設の建設工事に8月初めにも着手する。
設計は代表企業の竹中工務店、施工は竹中工務店・小俣組JVが担当する。20年3月末の完成を目指す。
建設地は西区みなとみらい1の9ほか。複合コンベンションセンター「パシフィコ横浜」の隣接地で、敷地面積は2万1039平方メートル。新築する施設は建築面積2万0603平方メートル、S造地下1階地上6階建て延べ4万6970平方メートルの規模で、高さは約36メートル。多目的ホール(7604平方メートル、ホワイエを含め1万0007平方メートル)、会議室(6562平方メートル=大会議室8、中会議室10、小会議室12)のほか店舗、駐車場などで構成する。
同事業はパシフィコ横浜のMICE機能拡充を目的に横浜市がBTO(建設・移管・運営)方式のPFI事業として施設の整備・運営事業者を公募。15年8月に竹中工務店グループを選定した。代表企業の竹中工務店は統括管理と設計、建設を担当する。構成員は小俣組(建設)、日本管財(維持管理、保全)、三菱UFJリース(資金調達)の3者。協力会社として佐藤総合計画(設計、工事監理)、その他企業としてリゾートトラスト(ホテルなど民間収益事業)が参画している。
同事業用地内の民間収益施設としてリゾートトラスト(名古屋市中区、伊藤勝康代表)がホテルを建設する。計画名称は「みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設」。工期はMICE施設と同じく8月1日から20年3月31日まで。設計は観光企画設計社(東京都港区)が担当、施工者は未定。
敷地面積は9486平方メートル。建物は建築面積7584平方メートル、S造地下1階地上14階建て延べ4万8530平方メートル(うち容積算定外1万0583平方メートル)の規模で、高さは60メートルとなる。
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