2018年7月6日金曜日

【全23棟、総延べ10・3万平米】ディズニーシー大規模拡張計画、設計は日建設計に

大規模拡張の完成イメージ(ⓒ Disney)
オリエンタルランドは、千葉県浦安市の東京ディズニーシー(TDS)で計画する大規模拡張プロジェクトの設計者を日建設計に決めた。施工者は未定。隣接する平面駐車場の敷地を転用し、アトラクションやホテルなどを建設する。9日から準備工事に着手。許可が下り次第、地盤改良などのインフラ工事に着手する。本体工事の開始時期は未定。2023年3月末の完成を目指す。

 建設場所はリゾートパーキング第2(舞浜1の2ほか、敷地面積13万7907平方メートル)。建物は全23棟で構成し、総延べ床面積10万3240平方メートルを想定。建築面積は4万9750平方メートル。最も高い建物は9階建てで、最高高さは38メートルを見込む。

 「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」がテーマのエリアを設け、四つのアトラクションを整備する。ホテルの客室は475室を見込む。付帯施設としてレストランなども設ける。投資額は約2500億円を想定。既存施設への追加投資では過去最大の規模となる。同社は現在、隣接する東京ディズニーランド(TDL)でも大規模開発工事を進めている。20年開業を目指している。

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