東日本鉄道文化財団が建設した鉄道博物館(さいたま市大宮区大成町3の47)の新館が5日にオープンした。
設計・監理をJR東日本上信越工事事務所とジェイアール東日本建築設計事務所、展示設計をトータルメディア開発研究所が担当。鉄建建設・第一建設工業JVらが施工した。
新館の施設規模はS造4階建て延べ約6000平方メートル。「仕事ステーション」「歴史ステーション」「未来ステーション」の展示室3室を設けた。仕事ステーションでは運転シミュレーターを設置し、映像や模型を活用して運転の仕事を紹介する。歴史ステーションは日本の鉄道の歴史を大きく六つに区分し、技術の進化や技術者の熱意を伝える。未来ステーションはアニメーションで未来の鉄道の姿が疑似体験できる。
新館建設と同時に本館も一部リニューアルした。2階に50人収容可能な「てっぱくシアター」を新設。ソフト面ではフロアガイドや鉄道博物館アプリの多言語対応など、館内案内を充実させた。
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