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モデルスタディーで想定した街中型スタジアムの外観イメージ (経産省報告書より) |
Jリーグ・モンテディオ山形の新本拠地整備を検討している新スタジアム推進事業(山形市)は、7月初旬時点での「新スタジアム基本方針(仮称)」の策定状況を明らかにした。新スタジアムの収容人数は1万5000~2万人を予定し、2020年9月までの建設決定を目指す。完成・共用開始の目標時期は2025年。全席屋根付きの仕様を基本とし、「365日、人が集う」ことを目標に公共施設(ビジターセンターや支所、図書館、保育所など)、民間施設をスタジアム内外に誘致する。
建設地は設置自治体を公募した上で、第三者委員会で選定。行政と民間が連携し新たな交流機能や地方創生、街づくりの基軸として、新スタジアムを位置付ける。地域社会に開かれ、多くの人が集い、利用する施設づくりを目指すとしている。
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モデルスタディーで想定した郊外型スタジアムの外観イメージ (経産省報告書より) |
建設地の決定時期やスタジアムの完成目標時期は現時点の見通しとしており、山形県に要請するPPP(官民連携)による事業化の動向、設置自治体の応募状況と提案内容、第三者委の選定結果によって変動する可能性がある。
新スタジアムのモデルスタディーは、経済産業省の補助事業を活用し、アビームコンサルティングが策定済み。政府が目標に掲げる「2025年までに全国20カ所の〝稼げる〟スタジアム・アリーナの実現」をにらみながら、基本計画の早期策定と計画実現に向けた手続きの推進を図る考えだ。
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