2018年7月18日水曜日

【19年1月着工めざす】池袋西口公園再整備、8月末にも実施設計完了

 東京・豊島区は、池袋駅西口前にある池袋西口公園(西池袋1丁目、3123平方メートル)の再整備に向け、8月末にも実施設計をまとめる。老朽化した既存公園施設を解体し、新たに円形の劇場広場を整備する計画。実施設計の策定に併せて、事業費の算出も行う。

 実施設計の策定は、昨年度にまとめた基本計画に対する区民の意見などを踏まえて進めている。基本計画からの主な変更点は、舞台の反対側に別棟で配置予定だったカフェとトイレを1棟とし、東側の道路沿いに置くことなど。

 再整備後の西口公園は外周を六つの輪状のひさしで形成する。外周の直径は約35メートル。舞台とカフェ・トイレ以外に、舞台裏のスペースに楽屋や倉庫などの諸室を設ける。フルオーケストラの演奏やバレエ、ミュージカルのほか、演劇やお祭りなどのイベントの開催を想定している。今年1月時点のスケジュールでは19年1月の着工、同10月の完成、同11月の開園を目指すとしている。

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