2019年2月28日木曜日

【eスポーツの拠点に】東京・銀座で複合ビル上棟、施工は三井住友建設

 コナミリアルエステート(東京都港区、東尾公彦社長)が東京都中央区で計画している複合ビル「コナミクリエイティブセンター銀座」が27日上棟し、現地で上棟式が開かれた。

 設計監理は櫻井潔建築設計事務所・ETHNOS(櫻井潔社長)、施工は三井住友建設が担当。神事には東尾社長、櫻井社長、三井住友建設の新井英雄社長ら関係者約40人が出席し、玉串をささげて竣工までの無事故無災害を祈願した。

 建設地は中央区銀座1の11(敷地面積2527平方メートル)。建物はS一部RC造地下1階地上12階建て延べ2万2509平方メートルの規模。ネットワークを活用した競技「eスポーツ」の発信拠点として、eスポーツの設備が完備したホールやeスポーツに関する人材を育成するスクールなどが入る予定。11月末の完成を目指す。

 神事を終えた東尾社長は「銀座は映画やイベント、演劇などのエンターテインメントを発信する街であり、さらに伝統とイノベーションの両方を持っている。そんな銀座で新しいエンターテインメントを発信していきたい」と竣工に向けて期待感を見せた。櫻井社長は「建物は銀座通りに対して開放的なデザインにしている。若い人がつくり出すエネルギーを外に発信すると同時に、銀座通りのにぎやかな雰囲気を吸収する建物になる」と設計上のポイントを語った。

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