建設現場で働く20代の技能労働者の割合が高まっている。統計庁によると、2018年の建設現場で働く技能労働者全体に対する20代以下の割合が5.7%となり、6%だった09年以降で最も高い数値となった。3.7%の15年から増加傾向が続き、この3年間で2ポイント上昇。技能労働者数も18年は8万8441人となり、15年の4万8199人から倍近く増大している。
建設現場で働く若い世代が増えている主な理由として、若い世代向けのより良い仕事を探すのが難しくなりつつある状況下で、他産業に比べて建設技能者が相対的に高い収入を得られることなどが挙げられる。全国建設労働組合の関係者は「他産業の中小企業に就職すると、1カ月200万ウォン程度稼ぐのにも苦労する一方、建設技能者では300万~400万ウォン程度を稼ぐことができる」と話す。
若い世代の増加により、40代以上の割合が16年の84.4%から18年には80.8%に低下した。しかし、全産業平均の64.6%に比べると、建設産業の高齢化問題は依然として深刻な状況にある。
(CNEWS、2月12日)
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