2020年8月26日水曜日

【万博の顔、パンチとオリジナリティー前面に】大阪・関西万博のロゴマーク決定

 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)協会は25日、万博のロゴマークをチーム・イナリの作品に決めた。

 1970年大阪万博のロゴの一部や赤い楕円(だえん)を環状線のようにつなげ、「いのちの輝き」がテーマの万博を表現した。チーム・イナリのシマダ・タモツ代表(シマダデザイン代表)は「パンチとオリジナリティーのあるものを作りたかった。万博の顔になるのが最高にうれしい」と喜びを語った。

 ロゴマークの募集には5894点の作品が寄せられた。3日に候補作5点を公表。意見募集後に建築家の安藤忠雄氏が座長の選考委員会が選んだ。選定に当たり安藤座長は「万博のテーマである命。命もぶつかり合えるもの。そういったイメージのロゴを選んだ。違った方向を向いているデザインで、それがエネルギーになる。新しい時代を切り開こうという意思がある」とのコメントを寄せた。大阪・関西万博は25年4月13日~10月13日に大阪湾の夢洲地区で開催する。

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