2020年8月3日月曜日

【2022年着工へ準備着々】長崎スタジアムシティ計画、CM業務は三菱地所設計に

ジャパネットホールディングス(HD)の事業会社、リージョナルクリエーション長崎(長崎市)は「長崎スタジアムシティプロジェクト」のCM(コンストラクションマネジメント)業務の委託先を決める指名プロポーザルで、受託者を三菱地所設計に決めた。

 サッカースタジアムやホテルなどの複合開発プロジェクトで、三菱地所設計は発注者支援業務を担う。2022年の着工、24年の完成を予定する。

 三菱地所設計がマスタースケジュールの作成や基本設計に関連したマネジメントを行う。発注図書のとりまとめなども実施し、街の新たな拠点整備に技術力で支援する。業務の履行期間は7月~21年2月。

 長崎スタジアムシティプロジェクトは、三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地(長崎市幸町、敷地面積6万8746平方メートル)を活用する。サッカーJリーグのV・ファーレン長崎のホームスタジアムなどを建設する。

 施設規模はスタジアムが2万~2・3万席、アリーナ5000席を想定。入居するホテルは300~350室、オフィスと商業施設はそれぞれ延べ約2万平方メートルを見込む。総事業費は約700億円。基本設計は環境デザイン研究所・安井建築設計事務所JVが担当。年内に完了する予定だ。

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