2020年8月31日月曜日

【3万匹の金魚が泳ぐ幻想空間】東京・日本橋にアートアクアリウム美術館開業


 3万匹を超える金魚が泳ぐ「生命の宿る美術館」が誕生-。夏の風物詩として愛されてきた水族アート展覧会の常設施設「アートアクアリウム美術館」が東京・日本橋に28日開業した。

 金魚に特化し江戸の花街を連想させる幻想的な空間を創出。普段見る機会の少ない貴重な種類から、お祭りなどで見るなじみ深い種類までさまざまな金魚を展示する。日本の伝統文化と最先端技術を組み合わせ、来館者が五感で楽しめる施設という。

 美術館は豪華であでやかな花街を再現した「花魁道中」や、大きな円柱の水槽が立ち並ぶ「金魚の杜」などの空間で構成。40個もの三角柱の水槽を合体し、金魚が幾重にも重なって泳いでいるように見せる神秘的な作品「インフィニトリアム」といった唯一無二の作品を展示する。

 所在地は東京都中央区日本橋本町1の3。建物は2階建て延べ2321m2の規模。特別協力として参画する三井不動産が施設を整備した。世界初の常設展で、展示規模も過去最大となる。

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