日本工学院八王子専門学校が東京都八王子市にある老舗料亭の一部を学生向けのシェアハウスにリノベーションするプロジェクトを始めた。
不動産事業を展開する住宅工営(東京都八王子市、齋藤祥文代表取締役)らと連携。料亭が入るビルの4~6階を利用し、共用スペースと居住スペースを整備する計画。同校の学生からプランを募り9月中旬に最優秀を決める。2021年3月末の入居開始を目指す。
創業87年の歴史を持つ料亭「なか安」(同、宮崎昌久代表取締役)の協力を得て、料亭が入居するビルにシェアハウスを整備する。同校の建築学科の学生56人が参加。「自分も住みたくなる人気のシェアハウス」をテーマに設定し、イラストや建築模型を作製してもらう。
既に現地調査を実施済みで、21年1月の完成を目指す。同校は「居住スペースのデザインという身近な建築物の提案は、実践でしか学べない貴重な経験」とコメント。学生ならではの発想を期待している。
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