2020年8月28日金曜日

【回転窓】メンテナンスはやっぱり大事

  住んでるマンションの共有庭に雑草が生い茂っていた。梅雨明けから1カ月余りがたち、夏本番を迎えて草木も成長期に入ったのか▼いつもなら手入れが行き届いているはずなのにと疑問に思い、管理人さんに聞いたところ「(新型コロナウイルスの影響で)多くの人が出入りするのを嫌がる方もいて…」と言葉を濁していた▼新型コロナの影響ではないだろうが、英ロンドンの観光名所タワーブリッジの橋桁が先週、開いたまま閉じなくなり大渋滞を引き起こしたそうだ。技術的な問題が起こって動かなくなり、復旧まで数時間かかったという▼タワーブリッジはロンドン市内を流れるテムズ川に架かる跳開橋で1894年に完成した。都市建築家のホーレス・ジョーンズが設計。長さ244メートル、橋の左右にあるゴシック様式の主塔は高さ65メートルで、今は電動だが、完成初期は蒸気機関で橋桁を開閉していた。川を行き来する船舶のために今も年間800回は開閉するという▼完成から120年以上が経過しても市民の暮らしや経済活動を支え続け、多くの人が訪れる観光名所。行き届いたメンテナンスはやはり大切なのだろう。

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