ソニー企業(東京都中央区、永野大輔社長)は、東京・銀座で2段階に分けて進めている「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」プロジェクトで、第2ステップとなる新ソニービルの建設に着手する。
第1ステップで整備した公園スペースを解体し、延べ約4300平方メートルのビルを新築する。解体や新築の設計・施工は竹中工務店。10月に解体に着手し、2022年6月にも新築に着工する。24年5月の竣工を目指す。
ソニーパークの所在地は中央区銀座5の3の1(敷地面積712平方メートル)。17年に閉鎖したソニービルの地下躯体などを活用し、地下に4層の吹き抜けがある垂直立体公園として開園した。規模はSRC造地下5階地上1階建て延べ3808平方メートル。イベント会場などとして活用され、18年8月の開園から約3年間で830万人が来園した。
新たに建設するビルはSRC一部S造地下4階地上5階建て延べ4323平方メートルの規模となる。高さは約34メートル。銀座の公共的スペースというコンセプトを引き継ぎつつ、商業施設や展示場が入る新たな複合施設を目指す。
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