◇建設業が私のフィールド◇
実家が土木関係の建設会社を営み、幼い頃から働く母の姿を見るうちに、建設業への憧れが強くなった。「社会インフラを支える大きな仕事をしたい」と大学は土木工学科を専攻。卒業後、建設会社で現場の施工管理業務に携わり、ものづくりの楽しさを実感した。出産で退職後、再就職を考えた時に「自分の戦えるフィールドは建設業しかない」との思いから大手ゼネコンの現場支援業務に。その後縁があり東光電気工事に入社した。育児と仕事を両立している。
現在は再生可能エネルギーの導入コンサルタントから設計施工まで一貫してサポートする業務に携わる。民間工事が多く「課題に向かって方策を考えることが楽しい。新卒入社した会社と同じ風力発電の仕事に再びチャレンジできてうれしい」と笑顔で話す。「経験を生かし、土木目線でも環境に配慮した提案をしたい」と意気込む。
建設業界は男性社会で20代の頃は「常に男性と同じようにできないと」と思い込んでいたが、「男女平等とは違いを認めることが大事」と夫に教えてもらい、仕事に対する考え方が変わったという。座右の銘は「常に変化していきたい」ため、あえて持たないそうだ。
仕事では、何でも抱え込まないよう気を付けている。他部署と協力しながら、強みのコミュニケーション力を生かし「再エネ事業部のチーム作りに貢献したい」と話す。
(開発部開発課課長、うつぎ・ゆうこ)
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