2021年9月15日水曜日

【万が一に備えて対応を】中部まちづくり協会、水害対応でピクトグラム制作

  中部地域づくり協会地域づくり技術研究所(犬飼一博所長)は、早期避難を促す取り組みの一環として、水害への事前の備えを表したピクトグラム「ソナエルピクト」を制作した。

 避難行動のチェックリストとしての活用のほか、図柄は防災訓練などでも自由に使うことができる。同協会ホームページで公開している。

 東京五輪でピクトグラムへの関心が高まったことから、学校全体で防災活動に取り組んでいる愛知県立豊橋工科高校の協力を得て制作した。「非常食・常備品の用意」や、防災アプリの登録・防災リスクの確認などを意味する「防災情報の収集」「早めの避難」など8種類。備えや確認ができたものにはチェックを入れる。避難場所や電話番号の記入欄も設けている。より多くの人に利用してもらえるよう、自治体にも情報提供する。

 同協会ホームページではこのほか、「あつまれ動物の森(あつ森)」を活用した防災啓発動画、浸水疑似体験映像、防災啓発冊子「自然に学び、自然に備える」なども公開。日常生活の中での準備や早期避難の重要性を訴えている。

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