2021年9月21日火曜日

【「100周年」記念ヘッドマークなど計画】箱根登山ケーブルカー、12月1日に開業100周年

  神奈川県箱根町の強羅駅と早雲山駅を結ぶ箱根登山ケーブルカーが、12月1日に開業100周年を迎える。運行する小田急グループの箱根登山鉄道(神奈川県小田原市、抱山洋之社長)は、100周年を記念して25日からキャンペーンを展開する。

 箱根登山鉄道の終点・強羅駅と、箱根ロープウエーの発着点・早雲山駅を結ぶ約1・2キロが営業路線。駅数は6駅、高低差は214メートル。登山鉄道に連絡する箱根回遊コースの一環として計画され、1921(大正10)年12月1日に営業運転を開始した。

 国内では1918年に開業した生駒鋼索鉄道(通称・生駒ケーブル)に続く2番目に歴史のある路線で、関東初の鋼索鉄道という。開業時の軌条、車両、巻き上げ装置などすべての機材をスイスから輸入した。100年の間に車両を4度更新。現在運行するケーブルカーで5代目になる。25日~22年3月31日は全車両の前面と後面に「100周年」記念ヘッドマークを取り付ける。

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