最新技術とアートが融合する展示イメージ(報道発表資料から) |
政府は10月1日にアラブ首長国連邦(UAE)で開幕する2020年ドバイ万国博覧会(万博)の日本館を報道陣に26日公開した。最新技術とグラフィックアートを駆使し展示空間を形成する。館内で貸し出すスマートフォンで来場者の行動データを収集。集計結果を踏まえて展示のクライマックスシーンを変える。25年に開催する日本国際博覧会(大阪・関西万博)のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」につながる取り組みも紹介する。
日本館の外観はイスラム建築などに使われる「アラベスク」模様と折り紙のイメージを組み合わせ、中東地域と日本の歴史のつながりを表現した。設計者は電通ライブ。チーフデザイナーとして永山祐子建築設計とNTTファシリティーズが参画している。大林組のグループ会社、大林ミドルイースト(UAE)が施工した。
ドバイ万博のテーマは「心をつなぎ、未来をつくる」。192カ国以上が参加する予定だ。会期は22年3月31日まで。
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