2025年2月26日水曜日

銀座6丁目エリアで建替計画が複数始動/ブリオーニ銀座ビル、銀座能楽堂飯島ビル

 JR有楽町駅の東側に位置する銀座6丁目エリアで、複数の建て替え計画が始動した。対象はブリオーニ銀座ビルと、銀座能楽堂飯島ビル本館の2棟。ブリオーニ銀座ビルはヒューリックの発注、五洋建設の施工で15日に解体着手しており、11月末の解体完了を目指す。銀座能楽堂ビルは建て替えを理由にテナントの退去が進んでいるが、工事のスケジュールは明らかになっていない。
 ブリオーニ銀座ビルの所在地は銀座6の5の1。建物はSRC造地下1階地上8階建て延べ2178平方メートルの規模。1980年に建てられ、飲食店や美容室といったテナントが入っていた。
 銀座能楽堂飯島ビル本館の所在地は銀座6の5の15。建物は地下1階地上9階建ての規模。個人の発注で1972年に竣工した。飲食店や物販店舗などが入っており、うち生活用品を扱う順理庵はビルの建て替えを理由に2024年11月休業した。その他のテナント退去も進み、現在は大半が空室となっている。
 外堀通りを挟んだ向かいでは東京都港区内の個人が、丸源14ビル(銀座7の3の9)を解体中。霞ケ関キャピタルも丸源54ビル(銀座8の3の7)を解体している。同通りのさらにJR新橋駅側では、ヒューリックの「(仮称)G8開発計画」も進展。沿道の風景は今後数年で一変することになりそうだ。




from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171665
via 日刊建設工業新聞

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