2025年2月17日月曜日

凜/東洋熱工業工事部工事課主事・藤岡杏奈さん、信用・信頼してもらえる所長へ

 入社6年目。これまでに主に3現場を経験し、設備工事の施工管理の仕事にも「ようやく慣れてきた」と感じている。「引き渡し直前までバタバタする。ちゃんと暖房や冷房が効くのか、人が使えるのかと緊張する」と明かすが、だからこそ「現場で建物がどんどん出来上がり、本当に終わった時は達成感がある」とやりがいを語る。
 昔から住宅販売のチラシに描かれた間取り図が好きで、大学では建築学科に進んだ。しかし、当初志望していた建築デザイン系には入学直後に「これじゃない」と直感したという。
 サブコン業界に関心を持ったのは3年次の空調設備の講義がきっかけだ。その夏には東洋熱工業のインターンシップに参加し、その後の入社につながった。
 現在は東京都内で研究施設の新築現場に携わる。所長をはじめ現場には女性が多く、「男女差は感じない」と話す。工事は2月から3月にかけてピークを迎える。6月の竣工予定に遅れが出ないよう「最後までちゃんと後悔がないように、一つ一つ確認しながらやっていく」と気を引き締める。
 理想の所長像は「コミュニケーションを取れる所長」。偉ぶらず、未確定の指示を出さないことを常に意識している。「現場に入る協力業者の方に信用され、信頼してもらえるようにしたい」。
 (ふじおか・あんな)




from 人事・動静 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171478
via 日刊建設工業新聞

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