2025年2月14日金曜日

都市機構ら/東京都港区虎ノ門で延べ18万平米のビル竣工、高機能オフィスを配置

 都市再生機構らが東京都港区虎ノ門で建設している延べ18万平方メートルの再開発ビルが14日に竣工する。内部には機能性に優れたオフィスや、ビジネス活動をサポートする業務支援施設などが入る。隣接する虎の門病院と連携し、災害時には約1万4000平方メートルの治療・収容拠点の設置も可能になるなど、高い災害対応力を備える。
 完成するビル「虎ノ門アルセアタワー」(港区虎ノ門2の105)は、S一部SRC・RC造地下2階地上38階建て延べ約18万0600平方メートルの規模。基本設計・総合監理・デザインディレクションは日本設計・三菱地所設計JV、実施設計・施工は大成建設が担当した。
 アルセアタワーの整備は、都市機構や地権者などで構成する「虎ノ門二丁目地区再開発協議会」が推進する虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業の一環。虎の門病院のほか、国立印刷局と共同通信会館を含む街区を一体的・段階的に再整備し、病院機能を止めずに施設更新を図った。
 今後は共同通信会館を解体し、基盤施設を整備する。2030年度の事業完了を予定している。




from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171418
via 日刊建設工業新聞

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