2025年2月6日木曜日

盛岡市/新学校給食センター整備事業、25年度に整備手法など調査

 盛岡市は新たな学校給食センターの建設に向け、2025年度に整備手法を検討するための調査に入る。整備パターンやスケジュールなどを盛り込んだ次期「学校給食施設整備実施計画」を年度内に策定。公募型プロポーザルなどを含めた発注方式は検討中で、25年度予算案に計上する。新学校給食センターは早ければ30年度にも供用を開始し、1日当たり1万食程度を市内に供給する。建設候補地は市北部の下厨川地区とする方針を固めている。
 現行の「第二次学校給食施設整備実施計画」では、(仮称)盛岡学校給食第2センターと(仮称)盛岡学校給食第3センターを個別に整備する案と、施設を集約する案の2パターンを比較検討した。第2センターの供給能力は5000食程度、第3センターは5500食程度。施設を集約する場合は1万0500食程度を想定した。候補地は市内6カ所を対象に調査し、幹線道路へのアクセスや敷地条件などを考慮した結果、下厨川の厨川住宅敷地が最適と判断した。
 現在、市では家庭からの弁当持参を併用する「給食自由選択制方式」を導入しており、市内11校が採用している。新学校給食センターの整備で市内の全小中学校にパンか米飯とおかず、ミルクを提供する「完全給食」の提供が可能となる。
 「新たな学校給食センター整備に係る調査業務」は日建設計総合研究所(東京都千代田区)が担当した。




from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171229
via 日刊建設工業新聞

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