東京・品川区は新庁舎整備で総事業費が706億8500万円となる見通しであることを明らかにした。区は2025年度当初予算案に「新庁舎整備事業」の関連経費として83億1758万円を計上した。春ごろに建築を含む3工事の入札手続きに入る。建築と電気設備、機械設備の3工事を分離発注する方針で、夏をめどに入・開札する。建設工事を経て29年9月の開庁を目指す。
基本・実施設計などの関連業務は日建設計、設計段階で建物機能や諸条件を検討する管理支援業務は三菱地所設計が担当した。
新庁舎の建設地は広町2の2の5(敷地面積8341平方メートル)。JR東日本が計画する「広町地区開発」の事業地内に位置し、第1種住居地域、基準容積率は600%。施設はS一部SRC造(免震構造)地下2階地上14階建て延べ6万1000平方メートルの規模。建物高さは約61・7メートルを想定する。
新庁舎のコンセプトは、幸福を指す「ウェルビーイング」(Well-being)と包摂を意味する「インクルージョン」(Inclusion)、品川(Shinagawa)の3語を英語表記した頭文字「WISH」に設定。未来に希望の持てる区政と新庁舎をつくるというメッセージを込めた。
from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171227
via 日刊建設工業新聞


0 comments :
コメントを投稿