英語で中部地方を意味する「central(セントラル)」と、空港の「airport(エアポート)」を組み合わせた造語「セントレア」。2005年に開港した中部国際空港(愛知県常滑市)の愛称であり、全国9000点を超える応募の中から選ばれた▼選定理由の一つに〈語感が優雅で美しく、中部国際空港への期待感を象徴するような新しいイメージを感じさせる〉とある。利用者の利便性を追求し、中部と世界を結ぶセントレアがきょう17日に開港20周年を迎える▼当時の本紙特集は〈成田、関西と並ぶ3番目の国際ゲートウェイが誕生〉の見出しで新空港の整備効果や建設工事、施設の特徴などを紹介。翌3月に愛・地球博(愛知万博)の開幕を控えた厳しい工程の中で整備が進められ、1990年の基本構想公表から15年を経て待望の開港であった▼中部圏の成長発展を支えるセントレアで現在、2本目となる滑走路の整備プロジェクトが進行する。2025年度に着工し、完成は27年度の予定だ▼20年前に多くの人の夢を乗せてテイクオフしたセントレア。次代に向け飛躍していくための新たな歩みが始まっている。
from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171472
via 日刊建設工業新聞


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