桜木町駅舎の完成イメージ |
施設名称は「YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)」。同社が整備と運営を担う。ルートはJR京浜東北根岸線の桜木町駅東口駅前広場と新港ふ頭の運河パークを結ぶ延長約630メートル。汽車道沿いの海上で、停留所は桜木町駅前(S造2階建て、ピロティ形式)と運河パーク(S造2階建て)の2カ所。支柱は地上2基(高さ約10メートル)と海上3基(高さ約40メートル)。ゴンドラは乗車定員8人で36基(全基車いす対応)構成を計画している。
26日に開かれた市の第55回都市美対策審議会景観審査部会で、泉陽興業が明らかにした。照明計画は世界的な照明デザイナー・石井幹子さんが監修する。説明によると屋外広告物は、過度な主張を避けシンプルかつ必要最小限の情報を示すサイン計画とする。演出照明は周辺の住宅やホテルなどに配慮し、都市的交通としての落ち着いた夜間景観を目指すとしている。
同計画は横浜市が17年10月に公募した「まちを楽しむ多彩な交通の充実」で採用された提案の一つ。完成すれば国内初の常設都市型ロープウエーになるという。
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