JR東日本は、東京都港区の臨海部に建設している複合施設「WATERS takeshiba」に船着き場と干潟を整備する。地域の魅力を生かした街づくりに貢献するのが狙い。
船着き場は幅7メートル、奥行き約26メートルのアルミ製浮き桟橋。干潟は幅約23メートル。船着き場は2020年4月の供用開始を予定。干潟は同7月に完成する見通しだ。
船着き場と干潟は竹芝エリアマネジメントが占用する河川に整備する。WATERS takeshibaの所在地は港区海岸1の22の1ほか。浅草や台場など水辺へのアクセス利便性に優れ、舟運事業者と連携して、定期・不定期船の発着を計画している。干潟では貝類や甲殻類など、多様な生物が生息できる環境の保全と再生を目指す。
WATERS takeshibaはタワー棟、シアター棟、駐車場で構成。タワー棟は地下2階地上26階建て延べ約6・2万平方メートル、シアター棟は地下1階地上6階建て延べ約2・8万平方メートルの規模。駐車場は地下1階地上10階建て延べ約1・2万平方メートル。設計はJR東日本建築設計。清水建設が施工している。20年4月から順次開業する。
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