2019年11月22日金曜日

【最優秀は「花園町通り」などに】土木学会、「デザイン賞2019」の受賞作品決定

「女川駅前シンボル空間/女川町震災復興事業」
 土木学会(林康雄会長)は21日に「土木学会デザイン賞2019」の受賞作品を発表した。応募12作品を審査し、最優秀賞に「津和野川・名賀川河川災害復旧助成事業名賀川工区」(島根県津和野町)、「女川駅前シンボル空間/女川町震災復興事業」(宮城県女川町)、「花園町通り」(松山市)の3作品を選定した。

 優秀賞3作品、奨励賞4作品も選んだ。授賞式は2020年1月25日に東京・四谷の学会講堂で行う。
「津和野川・名賀川河川災害復旧助成事業名賀川工区」
 同学会景観・デザイン委員会デザイン賞選考小委員会の中井祐委員長(東京大学大学院教授)は、災害復旧・復興事業が受賞したことを踏まえ「広域災害が多発しており面的な復興が増えてくる。復旧・復興での土木の在り方についてメッセージを出すことができたと思う」と講評している。
「花園町通り」(撮影:Norihito Yamauchi)

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