2019年11月20日水曜日

【提携紙ピックアップ】建設経済新聞(韓国)/大都市圏の鉄道網倍増へ

国土交通部の大都市圏広域交通委員会は、全国5大都市圏(首都、釜山・蔚山、大田、大邱、光州)での今後10年の広域交通政策の方向などを示した基本構想「広域交通2030」を発表した。

 首都圏の西部には政府が広域急行鉄道(GTX)1路線を新設する。地下鉄延伸など鉄道を中心に交通網を大々的に拡充・再編する考えも盛り込んだ。30年までに大都市圏の鉄道ネットワークの規模を倍増する方針だ。

 構想では、本格的な開発を控えた首都圏第3期新都市の交通対策をはじめ、既存の新都市の交通混雑を解消するためのインフラ拡充策などを明示。これらの施策を通じて△広域間拠点の通行時間を30分台まで短縮△通行費用を最大30%節減△乗り換え時間を30%短縮-の3大目標を達成する。

 広域鉄道の総延長を現在の730kmから1577km、都市鉄道も710kmから1238kmに伸ばす計画。道路関係ではソウル東西横断幹線道路を大深度地下に建設する。首都圏外郭循環高速道路を2層構造とするなど交通機能も高める。

CNEWS、11月1日)

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