ヨドバシホールディングス(HD)は26日、仙台市宮城野区のJR仙台駅東口で進めている「ヨドバシ仙台第1ビル開発計画」の建設に着手すると発表した。
現在は平面駐車場として暫定利用されている約1・5ヘクタールの土地を活用し、新たに百貨店やオフィスなどが入る延べ約7・7万平方メートルの複合ビルを建設する。今夏にも着工し、2023年春の竣工を目指す。事業費は非公表。
建設地は宮城野区榴岡1。敷地面積は1万5430平方メートル。仙台駅東口前に広がっており、道路を挟んだ向かい側には12年3月に竣工した「ヨドバシ仙台第2ビル」がある。周辺一帯は昨年9月、大胆な規制緩和や従前より手厚い金融・税制支援などで大規模都市開発を後押しする国の特定都市再生緊急整備地域に指定されている。
新たに建設する複合ビルの構造と規模はS造地下1階地上12階建て延べ約7万6500平方メートル。百貨店やオフィスが入るほか、駐車場も整備する。設計と施工は鹿島が担当している。
ヨドバシHDは、現在のヨドバシ仙台第2ビルを仙台駅東口での1期工事と位置付けている。今回の開発計画は2期計画として進めている。
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