東京都府中市は「府中市新庁舎建設工事」の落札者を128億円で大成建設・三浦組JVに決めた。3月市議会に契約議案を提出し承認後契約する。
竣工から50年以上が経過し老朽化している市庁舎を現地で改築する。建築本体と関連設備、既存庁舎の解体を一括で任せる。新庁舎は2棟総延べ約3万2000平方メートルの規模。5月に着工し2026年11月30日の完成を目指す。
一般競争入札(総合評価方式)を13日に開札した。応札額が調査基準価格を下回ったため決定を保留。低入札価格調査に入っていた。低入札調査価格は145億0770万0800円。予定価格は157億6924万円だった。入札には4者が参加した。基本・実施設計は千葉学建築計画事務所・久米設計JV。設計マネジメントなどのCMr(コンストラクションマネジャー)は山下PMCが務めた。
建設地は現庁舎(宮西町2の24)の敷地と取得した民有地を合わせた1万1906平方メートル。新庁舎はRC一部S造地下1階地上6階建て延べ約1万8000平方メートルと、RC一部S造地下1階地上4階建て延べ約1万4300平方メートルの2棟で構成する。2棟を地下1階で接続し広場も整備する。
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