2021年1月26日火曜日

【防災性の向上など視野に】東京・新宿区、ゴールデン街地区の街づくりを検討

 東京・新宿区は「新宿ゴールデン街地区まちづくり支援業務」の委託先を決める公募型プロポーザルを25日に公告した。参加申請を2月5日、企画提案書は同16日まで受け付ける。

 担当は新宿駅周辺整備担当部新宿駅周辺まちづくり担当課。プレゼンテーションを経て3月23日に結果を通知する。

 参加資格は2010年度以降に、類似業務の受託実績があることなど。契約の上限額(税込み)は496万1000円。

 新宿ゴールデン街は歌舞伎町1丁目にある約0・8ヘクタールのエリア。西武新宿駅の東側に位置する。昭和の歴史や雰囲気を残す飲食店が多く、観光地として注目されている。ただ地区内には木造建築物や狭い道路が多く防災性に課題を抱える。

 区は17年1月に「新宿ゴールデン街まちづくり協議会」を設立し、地元と協働の街づくりに取り組んでいる。18年7月には協議会が「新宿ゴールデン街まちの将来像」を策定。街の風情を守りつつ、防災性の向上に向けた街づくりを進める方針を示した。

 業務では地区の現状把握や、地区計画をはじめとする街づくりルールの策定支援などを任せる。履行期間は22年3月16日まで。履行状況に応じて最長で23年度まで、2回の随意契約を結ぶ。

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