2024年9月17日火曜日

SalesMarker/アクセス履歴から潜在顧客を把握、効率的な営業を後押し

 SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を手掛けるSalesMarker(セールスマーカー、東京都港区、小笠原羽恭代表取締役兼最高経営責任者〈CEO〉)が、インターネットのアクセス履歴などを生かして営業活動につなげる「インテントセールス」と呼ぶ新たなソリューションを展開している。企業データベース(DB)やウェブ上での行動履歴データを用いて、自社サービスを求める潜在顧客を調べることが可能。広告やメールの配信などと連携しながら、効率的な営業を後押しする。
 同社が展開するソリューション「セールスマーカー」は、売り込み先となるような企業のウェブ検索行動からニーズを把握し、アプローチできる。例えば「営業支援ツール」など自社サービスにつながるキーワードを入力すると、近い時期に何度も検索している企業を調べることができ、高いニーズを持っている可能性がある企業を見つけ出せる。独自のアルゴリズムで分析して購買意欲を把握し、確度の高い営業につなげてもらう。
 活用する企業DBは510万件規模、ウェブ行動履歴データは50億件規模となっている。企業の部署単位や人物情報のDBも用意しており、直接電話するような対応も支援する。顧客関係管理ソリューション「Salesforce」などのツールとも連携可能で、総合的な営業・マーケティングを実現する。
 建設プロジェクトなどの営業活動では、より上流の段階で情報を把握することが重要と言われている。同社は「施主のニーズをいち早くキャッチすることで有利に入り込むことができる」(担当者)とみており、建設業界でも積極的に展開していく方向だ。




from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=167128
via 日刊建設工業新聞

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